2009/07/31
日記的なナニカ(2009年7月)
■31日
▼気になったニュース▼
・ジャロルド・ウォッシュバーン(SEA)がDETに移籍
・オーランド・カブレラ(OAK)がMINに移籍
・ジョージ・シェリル(BAL)がLADに移籍
・グラボウスキー、ゴーゼラニー(PIT)がCHCに移籍
・SDが打撃コーチを交代 新任はAAA監督のRandy Ready
・マーク・ティシェーラ「あれ、今の報復だったのか?」
・2003年の薬物検査で陽性反応を示したリストが公表?
デッドライン間近という事でガンガントレードが続いており、正直ついていけません(汗)日本時間で明日の六時頃に正式なデッドラインを迎えますが、もう少し大きな動きがあるかもしれませんね。
シアトルはジャック・ウイルソンを獲得し、まだポストシーズンを諦めてないのかと思いましたが、直後にこの動き。ちょっと意図が不明なんですが、守備職人のウイルソンを今後数年ディフェンスの中心として起用していく、という考えなんでしょうか? SDは打撃コーチを解任しましたが、球場を考えるとちょっと可哀そう。うちのカーネイ・ランスフォードコーチもうかうかしていられませんよ。
そして非常に気になるのが最後のリスト。まだ公式やESPNでは流れてませんが、リストを見る限りなかなか妥当っぽい面子が・・・。ちなみにSFからは、ボンズ、ウイン、オリリア、シュミットの名前がありますね。
▼気になったニュース▼
・ジャロルド・ウォッシュバーン(SEA)がDETに移籍
・オーランド・カブレラ(OAK)がMINに移籍
・ジョージ・シェリル(BAL)がLADに移籍
・グラボウスキー、ゴーゼラニー(PIT)がCHCに移籍
・SDが打撃コーチを交代 新任はAAA監督のRandy Ready
・マーク・ティシェーラ「あれ、今の報復だったのか?」
・2003年の薬物検査で陽性反応を示したリストが公表?
デッドライン間近という事でガンガントレードが続いており、正直ついていけません(汗)日本時間で明日の六時頃に正式なデッドラインを迎えますが、もう少し大きな動きがあるかもしれませんね。
シアトルはジャック・ウイルソンを獲得し、まだポストシーズンを諦めてないのかと思いましたが、直後にこの動き。ちょっと意図が不明なんですが、守備職人のウイルソンを今後数年ディフェンスの中心として起用していく、という考えなんでしょうか? SDは打撃コーチを解任しましたが、球場を考えるとちょっと可哀そう。うちのカーネイ・ランスフォードコーチもうかうかしていられませんよ。
そして非常に気になるのが最後のリスト。まだ公式やESPNでは流れてませんが、リストを見る限りなかなか妥当っぽい面子が・・・。ちなみにSFからは、ボンズ、ウイン、オリリア、シュミットの名前がありますね。
2009/07/31
SF Transaction Freddy Sanchez⇔Tim Alderson
○Giants acquire Sanchez from Pirates(MLB公式)
○Sanchez to Giants for Alderson(ESPN)
○Freddy Sanchez for… Who?! Seriously?(FanGraphs)
○Giants get 3-time All-Star Sanchez from Pirates(San Francisco Chronicle)
ガーコに続いて再び動いてきました。ティム・アルダーソンとの獲得で、現在対戦中のPITからフレディ・サンチェスを獲得です。プロスペクト四天王の一人、アルダーソンを出したという事で現地ではかなり話題となってる模様。
2009/07/31
Today's SF Wrap(2009/07/29) ぜ~んぶロースコアで下し、PITをスウィープ!
PIT Top Player : Zach Duke 7.0IP, 0ER, 6H, BB, SO
SF Top Player : Matt Cain 9.0IP, 0ER, 3H, 2BB, 4SO
○PIT 0-1 SF (PIT43-58, SF55-46)
二戦目はベレスの大活躍で辛くも勝利しましたが、今日はもっとタフなゲーム(泣
両先発投手がそれぞれズラリと0を並べる投手戦で、何と9回を終わっても両チーム無得点。SFは多くのチャンスがありましたが、9回までRISPで8-0。10回裏二死1,2塁、それまでいいように打たされていたウインがようやく一塁線に鋭い打球を放ちゲームセット。結局3game合計で8得点しか取れませんでしたが、それでスウィープしちゃいました。全く投手陣の働きには頭が下がるばかりです。
ケインはPITの打ち損じにかなり助けられましたが、9イニングを完封してとうとうERAランキングでヘイレンを抜きトップに立ちました。下手をすればリンスカムと二人でワンツーフィニッシュなんてことも視野に入ってきましたが、最後まで好調を保てるでしょうか?
さてとうとう東地区の猛者、フィラデルフィア・フィリーズとの四連戦が始まります。クリフ・リーを加えて万全の体勢で挑んでくるチームに、果たしてどれだけ戦えるでしょう。明日からの四日間、今までにも増して目が離せません。
2009/07/31
SF Transaction ジョンソン御大が60day-DLへ+シャーホルツも
○Big Unit has tearing in rotator cuff
残念なニュースです。
ジョンソン御大はMRI検査の結果、"tearing in his rotator cuff"であることが分かり、60日DLへ移されることが決まりました。日本語では「回旋筋腱板の裂傷」で、肩回りの腱らしいです。リハビリには少なくとも三週間程度かかるらしく、早くとも戻ってこられるのは9月です。しかもこれは最短ですので、最悪シーズンアウトも現実的な可能性の一つとして考えておく必要があるでしょう。しかしこれで健康な状態で戻ってきて、かつチームがポストシーズンに進出しても、ジョンソン御大は出場できないことが決まっちゃいました。
怪我をしたシーンは見ただけでも結構ドキっとするような痛がり様でしたが、悪い予感が当たってしまいましたね。ジョンソン御大は、先発を重ねるに連れて徐々に調子を上げるタイプなだけに、本当に残念。仮に9月に戻ってこれたとしても、期待していたような投球は難しいかと思います。唯一ラッキーだったのは、60DLに移したおかげで丁度ライアン・ガーコの枠が空いたことくらいです。
そしてシャーホルツは先日のATL戦でフェンスに衝突した際に腰を痛めていたらしく、それが悪化し15日DLへ。そしてこれで空いた枠のうちの一つがガーコに。結局イシカワはDFAされませんでした。しかしそのおかげで、現在イシカワ、ガーコ、グズマンと一塁しか守れない選手が三人もActive Roasterにいる。これはかなり偏った陣形で、どうにかして近いうちに整理するでしょう。
残念なニュースです。
ジョンソン御大はMRI検査の結果、"tearing in his rotator cuff"であることが分かり、60日DLへ移されることが決まりました。日本語では「回旋筋腱板の裂傷」で、肩回りの腱らしいです。リハビリには少なくとも三週間程度かかるらしく、早くとも戻ってこられるのは9月です。しかもこれは最短ですので、最悪シーズンアウトも現実的な可能性の一つとして考えておく必要があるでしょう。しかしこれで健康な状態で戻ってきて、かつチームがポストシーズンに進出しても、ジョンソン御大は出場できないことが決まっちゃいました。
怪我をしたシーンは見ただけでも結構ドキっとするような痛がり様でしたが、悪い予感が当たってしまいましたね。ジョンソン御大は、先発を重ねるに連れて徐々に調子を上げるタイプなだけに、本当に残念。仮に9月に戻ってこれたとしても、期待していたような投球は難しいかと思います。唯一ラッキーだったのは、60DLに移したおかげで丁度ライアン・ガーコの枠が空いたことくらいです。
そしてシャーホルツは先日のATL戦でフェンスに衝突した際に腰を痛めていたらしく、それが悪化し15日DLへ。そしてこれで空いた枠のうちの一つがガーコに。結局イシカワはDFAされませんでした。しかしそのおかげで、現在イシカワ、ガーコ、グズマンと一塁しか守れない選手が三人もActive Roasterにいる。これはかなり偏った陣形で、どうにかして近いうちに整理するでしょう。
2009/07/29
2009/07/29
Today's SF Wrap(2009/07/27) リンスカムが15K!しかし打線は・・
PIT Top Player : Jack Wilson 2-1, BB
SF Top Player : Tim Lincecum 9.0IP, 0ER, 4H, 3BB, 15SO
○PIT 2-4 SF (PIT43-56, SF53-46)
リンスカムがキャリアハイの15奪三振を奪い、PITに完投勝ち。
ただでさえ弱い打線で、アダム・ラローシェが抜けているPITというのもありましたが、この日はチェンジアップがキレまくり、これだけで実に10個の三振を獲りました。6回に2点を取られましたが、これはレンテリアの送球エラーが絡んでおり自責点は0。ERAも2.30まで落とし、同僚のケインに肉薄。「エースは俺だ!」と言わんばかりの内容でした。
さて今日もロースコアの勝利でしたが、さらに残念な事に、2回に取った3点は明らかに相手のミスによるものでした。
まず先頭のグズマンがクリーンヒットを放ちます。続くベレスが高いバウンドのゴロを放つと、名手ジャック・ウイルソンがDPを狙いすぎて捕球ミス(記録はヒット)。ボールはセンターまで転がり1,3塁となると、今度はウリベが打ったサードゴロをアンディ・ラローシェが早すぎるタイミングで本塁に返球してしまい、これを見た3塁走者グズマンがすぐさま3塁に帰塁する好判断で無死満塁。2つのミスが無ければこの時点でチェンジでした。
この後リンスカムは5-2の珍しいDPに倒れ二死1,2塁となりますが、この後トーレスの打席でワイルドピッチ。二死2,3塁となると、今度はトーレスが右中間に飛ばした打球を、ジョーンズとマッカチェンが連携ミスし、2点タイムリートリプルに。映像を見る限り明らかにジョーンズは追いついており、マッカチェンに捕球を譲っています。そして最後にウインがライトの浅いところに打ち上げますが、ジョーンズ-ヤングで仕留めたクレイジーキャッチを審判が判定ミス(一見の価値アリですw)。3点目が入ってしまいました。
結局この回は4本のヒットが出ましたが、ちゃんとしたヒットは最初のグズマンだけ。沢山のラッキーが重なっただけで、純粋にこちらが取った得点は初回のベンジーのタイムリーだけです(泣) なんか多くの運を使い切ったような気もして、明日が心配です。
2009/07/28
Today's SF Wrap(2009/07/26) 深刻すぎる得点力不足
「マイルハイに来て、3試合で7点・・・」
SFG Top Player : Edgar Renteria 4-2, Double, RBI
COL Top Player : Aaron Cook 7.0IP, 2ER, 9H, 0BB, 2SO, Double(Batting)
●SF 2-4 COL (SF52-46, COL54-44)
ロワンドが怪我で6試合連続スタメンを逃し、"カンフー・パンダ"ことサンドバルがプチ・スランプに陥っている現状では、今の得点力低下は一時的なものではなく、実際の実力に即した数字なんでしょうか。
救援陣の奮闘虚しく、結局3カード連続の負け越しを記録してしまいました。結局オールスター後の10連戦は3勝7敗、この間のチーム打率は.218、1試合あたりの得点は2.3でした。クアーズというボーナスステージに来ても打線は改善されないままで、嫌な雰囲気のままホームスタンドに帰ることとなりそうです。
この日は、グラウンドボーラーのアーロン・クック相手にヒットは多く出たんですが、中々点にはつながらず。結局ボウカーの内野ゴロ、レンテリアのタイムリーの2点のみ。そしてやっぱり四球、本塁打はありませんでした。これが本当に、シングルシーズンの四球記録を3度も更新し、オールタイム・ホームラン&四球リーダーであるバリー・ボンズがいたチームなんでしょうか?
クックは7回をわずか77球で投げており、稼いだグラウンドアウトは実に16個。試合後のコメントも「彼らは積極的に打ってくるチームだ。多くの選手が浅いカウントから打ちに来る。なので俺は可能な限り、ストライクゾーンにボールを集めただけだ」と、完全にこちらの傾向を見透かされています。
なお印象的な最初の2試合を消化した後、3試合連続で黒星を喫したサドウスキーですが、今日はキャリア最短の2.2イニングで降板してしまいました。ただ出塁は多く許しましたが、ややボウチーの決断が早すぎた感もあり。長打は1本も打たれてないですしね。
明日からはホームに帰ってPIT三連戦、PHI四連戦。この後すぐヒューストンに飛んで@三連戦。結局オールスターブレイクから20連戦で、8/6まで休みがありません。かなりキツい日程ですし、特に現在好調のPHI四連戦は非常にタフな試合となりそうです。ロリンズ、ヴィクトリーノ、アトリー、ハワード、イバニエス、ワースとオールスター級の選手がズラリと並ぶ打線に、果たしてうちの投手陣は持ちこたえられるのでしょうか?
2009/07/27
Today's SF Wrap(2009/07/25) 打者天国でも火は噴かず
SFG Top Player : Pablo Sandoval 4-2, 2Double, RBI
COL Top Player : Troy Tulowitzki 4-3, R, HR, Double, 5RBI
●SF 2-8 COL (SF52-45, COL53-44)
二戦目は打たれ、抑えられと完敗。
サンチェスはまずまずの出来だったんですが、4回にトロイツキーから手痛い3ラン、また6回に三連打を浴びるなど効率よく失点を重ねてしまいました。前回と比べると球速が伸びず、またフォームも縮みがちで、小雨の影響もあったかもしれません。リリーフはロモが1イニングをしっかり抑えたのは朗報ですが、バルデスは外野に打球を飛ばされまくり3失点。駄目を押されてしまいました。
打線の湿り具合は深刻。
3回まではパーフェクトに抑えられ、6回にサンドバルのダブルで1点、8回にルイスの内野ゴロでなんとか2点を取るのが精一杯。少ないチャンスもことごとく潰し、得点圏では7-0。そしてやはり四球も選べず、本塁打も出ず。これではどうしようもありません。まるでこちらだけペトコ・パークでやっているかのようです。
これで後半戦の得点数21に加え、OPS.543は29位のSDに50ポイントの差をつけ最下位となりました。正直これでは「まずまず打てる投手が並んでいる」程度でしかなく、これで勝てというほうが無理ですね。さすがに現在が底だとは思いますが・・・。
ちなみに今日は左対策ということもあり、CFでトーレス、1Bにサンドバル、3Bにウリベ、SSに4試合ぶりのスタメンとなるレンテリアを入れるなど大幅に陣容を変えており、ボウチー監督も色々やってはいますが、中々線になってくれないのが現状。こうなるともうあまり動かずに、ある程度動かさないほうがいいのかもしれません。しかしそろそろ四番でモリーナを固定するのは止めた方がいいかと。
明日はサドウスキーVSアーロン・クックのグラウンドボーラー対決。
サドウスキーは最近制球が良くなく、高めの球を強打される傾向がありますが、何とか頑張って低めを突いて欲しいところ。フライが上がり出したらアウトです。
2009/07/26
Today's SF Wrap(2009/07/24) 相変わらず頼りになるケイン
SFG Top Player : Matt Cain 7.0IP, ER, 3H, 4BB, 5SO Fred Lewis 3-3, Triple, Double, R, BB
COL Top Player : Jason Hammel 6IP, 3ER, 7H, BB, 2SO
○SF 3-1 COL (SF52-44, COL52-44)
SFの淡白打線とマット・ケインの好投が組み合わさった結果、ご覧ください、このクアーズ・フィールドらしからぬロースコア(爆 とりあえず先勝し、勝敗でCOLと並んでWC同率首位に立つことができました。最近のケインには本当に頭が下がります。
しかし今のケインのスタッツは意外です。各指標を見回してみても、現在の防御率2.27(!)が裏付されるほど改善されている数字は少ないんですよね。特にK/BBなどは従来とほぼ同じ水準です。Pitch FXを見ても、特に変化しているような球種はありません(最近はややファーストボールの威力が上昇しているようですが)。細かい改善点が積み重なった結果、今の成績に落ち着いてるんでしょうか?そういえばやや体重を落としたという話もありましたな。いずれにせよ現在の数字が続く可能性は低いと思いますが、それでも3.00付近でシーズンを終了すれば、十分に「開花した」と言えると思います。今季は勝ち星もついてきていることですしね。
さてクアーズにきた今日も、打線が爆発することはありませんでした。
今日も振り回す傾向はしっかり続いており、特に7-8-9回にリリーフ三枚に投げさせた球数はそれぞれ11-8-6。アフェルドとウイルソン(それぞれ1イニングずつ担当)が合計32球投げさせられているのとは対照的です。
ただ朗報もいくつかあります。シャーホルツが後半戦初の本塁打を放ったこと(シャーホルツが、じゃありません。チーム初です 泣)、フレッド・ルイスが調子を上げつつあることです。シャーホルツの本塁打は後半戦、チーム284打数目にしてようやく飛び出したもので、ようやく情けないストリークに終止符が打たれました。ルイスはオプション切れ、またオフに調停権を取得することもあり微妙な立場が続いていましたが、何とか盛り返して欲しいところ。.280/.360/.450くらいは不可能じゃないと思いますし。
明日はサンチェスVSホルヘ・デラロサの左腕対決。勝ったほうがWC単独首位に立つので、さぞ盛り上がるんじゃないでしょうか。
ロワンドやレンテリアら左殺しには頑張って欲しいところですが、彼らは明日も出場する見込みは
2009/07/25
Today's SF Wrap(2009/07/23) スウィープは免れたけど
SFG Top Player : Barry Jito 7.0IP, ER, 3H, 5BB, 6SO
ATL Top Player : Yunel Escobar 3-1, R, HR, RBI, BB
○SF 5-1 ATL (SF51-44, ATL49-47)
サドウスキーがフルボッコにされ、リンスカムでも勝てずに迎えた第四戦。 ジト師匠の好投でなんとかスウィープは免れましたが、なんともスッキリしない勝ち方でした。
打線は久しぶりに沢山のヒットが出たんですが、そのチャンスを自ら潰しまくり。特に2~7回は先頭打者が合計4度出ているのですが、いずれも本塁には帰還できず。8回にようやく4点を入れ勝ち越しに成功してはいますが、この回は多くの失策が絡んでおり、投手の自責点は0。結局個人のLOB合計は27、チームRISPでは14-2と効率の悪さばかりが目に付きました。
しかし効率が悪かったとは言え、久しぶりに多くのヒットが出ただけでも朗報ですね。オールスターが明けて7試合を消化しましたが、その間にSFが記録した得点数は16、1試合辺りでは2点ちょい。OPSは.521で29/30位。凄まじい貧打ぶりが続いています。これじゃいくら投手が頑張っても勝てませんから・・・。
結局PITとATLのカード合わせて2勝5敗ですかぁ。結構負けが混んできましたね。相変わらずアウェー戦では弱い。
しかし泣き言ばかり言ってるわけにもいきません。明日からはWild Card首位のCOLと直接対決です。クァーズフィールドなのでうちの投手陣がどこまで持つか読めませんが、とりあえず1,2戦目はフライボールピッチャーのケインとサンチェスなので、あまり良い予感はしませんね。
2009/07/21
Today's SF Wrap(2009/07/20) リリーフ崩壊
SFG Top Player : Randy Winn 4-2, Double, 2RBI, BB
ATL Top Player : Tommy Hanson 7IP, 3ER, 5H, 3BB, 11SO
●SF 3-11 ATL (SF50-42, ATL47-46)
スコアを一瞥すれば分かりますが、リリーフらが大炎上。7回表まではサンチェス、ハンソンら先発投手が若い才能を見せつけ締まった試合を展開していたんですが・・・。
サンチェスは6回3失点の最低限で降板しましたが、内容は良かった。チッパー、アンダーソンら業師に一発を浴びてしまいましたが、低いアームスロットから繰り出されるイキの良いフォーシームを軸に、6イニングで被安打4、8三振を奪い、また与えた四球は1つのみです。また球数は86球とかなり抑えられているのも良い傾向。リリーフに転向してから下手に速球をセーブするのを止め、威力重視でゾーンに投げ込んでいることが好結果につながっているようですね。ただPitchFXでは中盤にかけて徐々に球速が落ちているのがはっきりと分かります。86球で下ろされたため「あと2イニングはいけたと思う」と不満を漏らしていましたが、早めの継投は悪くない決断だったかと。
しかし相手のハンソンも痺れるピッチング。是非コンデンスゲームで二人の投球を確認して欲しいんですが、ハンソンは90マイル後半の速球をアウトコースにズバズバ決め、また左打者には強烈に変化するスライダー、カーブを有効に使い、7イニングで実に11K。特にサンドバルが変化球を全く見切れず、多くのボール球に手を出していました。
なおリリーフの炎上に関してはあまり気にはしていません。実力に対して成績が良すぎますし、これまでが異常だったんだ、と考えるのが適切でしょう。しかしロモは別。前回の登板から実に6人連続で安打を浴びており、一つもアウトが取れていません。セットアップとして期待されている彼がこの状態では、大きく構想が狂ってしまいます。実際セットアップロールを減らすとの事ですが、そうなるとマーキン・バルデスでしょうか。こちらも不安です。
さてチームは5月28日以来の3位に転落。また同時にワイルドカード首位から転落し、代わりにCOLが首位に立っています。残りアウェー6試合、何とか3勝して戻ってきて欲しいところですが・・・
2009/07/20
Today's SF Wrap(2009/07/19) ケインの好投でスウィープは逃れる
SF Top Player : Matt Cain 7.0IP, ER, 5H, 2BB, 8SO Bengie Molina 3-3, R, Double, BB
PIT Top Player : Andrew McCutchen 2-1, R, 2BB, SB
○SF 4-3 PIT (SF50-41, PIT40-51)
怪我明けで多少心配ではありましたが、ケインは見事に責務を果たしてくれました。
初回先頭のマッカチェンにいきなりストレートの四球、また2回にブランドン・モスからソロを浴びるなど立ち上がりは不安定でしたが、その後はボール球に手を出してくれるPIT打線にも助けられ好投。PitchFXで確認するとアベレージで93マイル、マックスで95出ていたようで、これからも心配する必要は無さそうですね。ただ二日前のリンスカムと同じく、Horizontal Movementの値が0付近を多く示していたんですが、これは球場のカメラの影響だったんでしょうか?
しかし打線は今日も中々打てず。
5回にはケイン自身がグランドルールダブルを放ちますが、後続が倒れ得点にはならず。そろそろ嫌な予感が漂い始めた6回、突如として打線が繋がります。先頭のウインから何と4連続ダブル。ここで一挙4点を奪い、終盤詰め寄られたものの何とか逃げ切ってしまいました。相手先発のデュークは悪かったわけではなく、この回を除けばむしろケインより良かった。実際こちらにツキがあったんでしょう。しかしデュークは7回を投げ僅か82球しか放っておらず(ケインは107球)、相変わらずアッサリした打線です。恐らく粘るスキルでは最も可能性を秘めるのがボウカーなんですが、彼も中々結果が残せず少し焦っているようです。あ、ちなみに今日は初めて1Bで先発出場してますね。
さて、とにかく50勝に到達できました。明日からは現在ワイルドカード5位のATL四連戦、その次はワイルドカード2位のCOL(現在SFと0.5ゲーム差)と三連戦とかなりタフなアウェー戦が続きます。何とか3勝、出来れば4勝してホームに戻ってきて欲しいところです。
なお明日のマッチアップはサンチェスVSトミー・ハンソン。ノーヒッターを達成し期待を持たれるサンチェスですが、相手のハンソンはメジャートップクラスのプロスペクトと評されていた大物ルーキー。 勝っても負けても二人の投球内容は気になるところです。
2009/07/20
Today's SF Wrap(2009/07/18) 続く貧打で連敗
「昨日から23イニングで1点かい・・・」
SF Top Player : Barry Zito 6.1IP, 2ER, 6H, 0BB, 4SO
PIT Top Player : Charlie Morton 7.0IP, 0ER, 3H, 2BB, 6SO
●SF 0-2 PIT (SF49-41, PIT40-50)
最初に言っておきましょう。ジト師匠は頑張りました。
ややカーブの制球に苦しんだようですが、2~5回はパーフェクトに抑えるなど極めて安定。7回途中まで投げきり、メダーズが後続をしっかり切ったこともあって失点2で抑えてくれました。十分合格点の出来だったと思います。とりあえずは最近出ていたリリース論も大人しくなるのではないでしょうか。
しかし相変わらず打線は音なし。
相手先発のチャーリー・モートン(最近ネイト・マクロースとのトレードで加入した投手ですね)は左打者のインコースを厳しく突いて容易には打たさず、また内外野ともに守備が堅く、中々点が入らないまま。結局モートンは7回を90球でスイスイと投げてしまいました。9回には無死1,2塁のチャンスが訪れましたが、それも潰してしまい結局完封負け。これはいくらなんでも点が取れなさすぎですね・・・。ロワンドとモリーナが抜けていたという事もありましたが、ちょっと酷すぎます。
明日はケインVSザック・デューク。ケインは右ひじに打球が直撃してから初めての先発となりますが、とりあえず痛みなどは無いようです。ちなみに上のリンク先で知ったんですが、ケインは今季245ポンドから230程度に体重を落としていた模様。何となく細くなったなぁ、くらいは感じてましたが、今年からストッキングを上げているんでそう見えるのか?とも思ったりしてましたんで。体重を落とした結果終盤の回も楽に投げられるようになった、とあるので、今季の好調はこれが原因だったんでしょうか。
いずれにせよ明日は何とか頑張ってもらって、スウィープだけは阻止したいところです。
2009/07/19
Today's SF Wrap(2009/07/17) 延長14イニングの死闘を落とす
SF Top Player : Tim Lincecum 7IP, 1ER, 5H, 1BB, 10SO
PIT Top Player : Garrett Jones 6-2, 2R, 2HR, 2RBI
●SF 1-2 PIT (SF49-40, PIT39-50)
後半戦最初は総力戦を落とすイヤーな負け方でスタートしました。
リンスカムは球速で言えば今季最もスピードが出てなかったようで、代わりに変化球が全体の半数近くを占める珍しいピッチングでしたが、相変わらずしっかりと抑えてくれました。またPitch FXで確認してみると、多少目を引く事実がありました。本来ほとんどの投手はメカニクス上意識しなくても、フォーシームを投げるとシュート回転がかかります。リンスカムはほぼ真上から投げ下ろすためにその傾向が小さく、いわゆる綺麗な真っ直ぐに近い球を投げる投手でした。Horizontal Movementでも平均で-5程度を記録することが多かった。しかし今回はその傾向がさらに弱くなっており、さらにはHorizontal Movementが+の値を記録しているフォーシーム(つまりカッターのような動き)が数多くあったんですね。これはリンスカムがフォームを崩しているのか、それとも意図的に投げているのか気になるところです。
しかしティミーよ、そんな芸をいつ覚えたんだ。
さて相手投手の技巧派左腕、ポール・マフォームも老獪なピッチング。「ヒョイッ」と投げる嫌らしいフォームでSF打線を抑え、結果8イニングを自責点0、失点は守備のミスによる1点のみでした。ボウチー監督は左対策からレンテリアを5番に、またオリリア、トーレスをスタメン出場させてきましたが、その3人が合わせて14タコ。チャンスもことごとく潰してしまい、頑張った投手陣に報いることは出来ませんでした。リリーバー達は8回から13回の間はヒット1本すら許さず、素晴らしかったんですが・・・orz ハウリーは以前にも延長サヨナラ弾を喰らったことがありますが、今回は2イニング目に突入していたとはいえ、キツい場面では打たれることが相変わらず多い。ちなみに今日で早くも5敗目を喫しています。
さて明日はジト師匠が登板。
今日はリリーフ投手をしこたま投げさせていることですし、何とか6イニング、出来れば7イニングは投げて欲しいところです。
2009/07/16
SF選手の契約状況
主要選手の年俸などについて、自分の為のメモのようなものです。
baseball contractsを訳したり、経歴を見つつ作ったので、怪しい点が満載。ちなみにサービスタイムの数字は2008年度終了時点での数です。
※2009/07/16 Update 暫定的に上げておきます。
baseball contractsを訳したり、経歴を見つつ作ったので、怪しい点が満載。ちなみにサービスタイムの数字は2008年度終了時点での数です。
※2009/07/16 Update 暫定的に上げておきます。
2009/07/14
2009/07/14
Today's SF Wrap(2009/07/12) 前半戦最後はジト・タイム!(悪い意味で)
SF Top Player : John Bowker 4-2, R, HR, 2RBI
SD Top Player : Kevin Kouzmanoff 5-4, 3R, HR, 3RBI
●SD 1-2 SF (SD36-52, SF49-39)
1回と3回にそれぞれスリーランを喰らう効率の良い失点をしたあと、さらに5回に1点を失い、一死1,3塁としたところで降板。ジト師匠が先日の好投を無にする炎上で、オールスター前の最終戦を白星で飾ることは出来ませんでした。せっかく4点台前半まで回復していた防御率も、再び5点台に悪化しています。
打線も元チームメイトのコレイア相手に、序盤はチャンスを作るものの点は取れず。ただ期待のボウカーがラインドライブで右中間に叩き込んだのは収穫でしたが。
結局スウィープ出来ないんですよね~。この辺が物足りないというか頼りないんですが、元々地力に溢れるチームというわけではありませんし、切り替えてやっていくしか無いですね。
2009/07/13
Today's SF Wrap(2009/07/11) 痛すぎる代償
SF Top Player : Justin Miller 3.1IP, 0ER, H, 2SO, 0BB
SD Top Player : Tim Stauffer 7.0IP, 2ER, 4H, 7SO, 2BB
○SD 1-2 SF (SD35-52, SF49-38)
好事魔多しとはまさにこの事でしょうか。
2回表、ケインが二死二塁から投手のTim Staufferから右肘の辺りにピッチャーライナーを喰らい、負傷退場してしまいました。ボウチー監督とトレーナーがすぐに飛び出してくるほど強烈なラインドライブで、一時球場は騒然としました。結局ボウチー監督は、ケインに練習球を一球すら投げさせること無く降板を決定。急遽ロングのジャスティン・ミラーをマウンドに送り込みます。
驚いたことに、ほとんど準備の出来てないはずのミラーが好投。3.1イニングをヒット一本のみに抑える快投で、勝利投手のオマケもついてます。SDの選手からは「ケインが威力のある速球をガンガン投げていたところで、急に軟投派のミラーに代わってしまったもんだから、皆してタイミングが合わなかった」との声が。ミラーの後はメダーズ/ロモ/アフェルド/ウイルソンと注ぎ込み、最小失点で切り抜けます。ロモは1点を失いましたが、これはホワイトサイドの悪送球で喫した点です。上位リリーフの選手らはやはり頼りになります。
打線は今季初先発のTim Staufferに苦労しました。威力のある速球を打ち上げる場面が多く、また6回の無死2,3塁、8回の二死満塁のチャンスを逃しています。結局取れたのはサンドバルのホームランによる二点だけで、ケイン退場も含めて、内容的に非常にタフな試合だったと思います。
しかし今日勝てたのは非常に大きく、貯金は昨日から引き続いて記録を更新し、今季最大の11まで増えました。
なおケインは試合後のMRI検査はネガティブと出ており、骨にヒビが入ったということも無いようでほっとしました。しかしオールスター出場はほぼ無理でしょうね。一応出場に未練を残すようなコメントも出してますが、やはり大事を取ったほうが良いでしょう。
明日は前半戦最後の試合となりますが、先発を務めるのは我らがジト師匠。前回は9回途中まで0点に抑え、ジョシュ・ジョンソンに投げ勝っています。スウィープもかかっていますし、しかも相手は昨年までチームメイトだったケヴィン・コレイア。師匠には是非頑張って欲しいところです。
2009/07/12
Today's!! SF!! Wrap!!(2009/07/10) サンチェスがノーヒッター達成!!
2009/07/11
Today's SF Wrap(2009/07/09) 投打が噛み合いリンスカム10勝目
SF Top Player : Tim Lincecum 6.2IP, 3ER, 4BB, 8SO Travis Ishikawa 4-3, HR, R, RBI
SD Top Player : Tony Gwynn 4-1, R (Broken the Lincecum's no-no)
○SD 3-9 SF (SD35-50, SF47-38)
リンスカムが6回までノーヒッターの好投。SDに先勝し、ケインと併せ早くも10勝コンビ誕生です。
Pitch FXでは速球は全てフォーシームとなっていますが、映像を見ていた限りではツーシームかカッターを多めに配分していた模様。ゲームログを確認してみても、ここ最近はかなりグラウンドアウトの割合が増えています。チェンジアップも相変わらずえげつない変化。ここまで77球、2四球、7奪三振と絶好調でしたが、7回に先頭のグウイン(息子)にクリーンヒットを打たれると、その後2安打2四球を集められ2失点。この時点で100球を超えてしまい降板しましたが、ファンからは惜しみない拍手が送られました。後を継いだロモは押し出しでリンスカムの自責点を追加してしまいましたが、その後はアフェルド、ハウリーがパーフェクトピッチでした。リンスカムは連続無失点記録を29イニングまで伸ばしましたが、これはSF移転後では歴代4位の長さだったようです。
打線は先日と打って変わって好調。合計12安打3四球で9点を奪いました。それにしても毎回リンスカムは援護に恵まれてます。ジト師匠は嫉妬の眼差しで見ているかも。
中でも良かったのはホームランを含む3安打を放ったイシカワですが、ホームランは彼にしては非常に珍しくレフト方向にスタンドイン。恐らくキャリア初ではないでしょうか?また期待のジョン・ボウカーが昇格し、早速5番レフトでスタメン出場。残念ながらヒットは出ませんでしたが、4打席で20球も投げさせており、四球も一つ選んでるのは見逃せないところです。
さて明日はジョンソン御大の離脱により、運良く先発のスポットに戻ってきたサンチェス。もし再び炎上しようものなら非常に厳しい立場に立たされるでしょうし、明日は正念場です。
2009/07/09
Today's SF Wrap(2009/07/08) 二度あることは三度なかったけど
SFG Top Player : Ryan Sadowski 5.0IP, 2ER, 5H, 4SO, 4BB
FLA Top Player : Chris Volstad 9.0IP, 0ER, 5H, 6SO
●FLA 7-0 SF (FLA44-42, SF46-38)
残念ながらサドウスキーは三連勝とはなりませんでしたが、内容は決して悪いものではありませんでした。ただこれまでと比べると全体的にボールが高く(Pitch FX)、また球数を稼がれ、ラインドライブやフライを打たれることが多かったようです。三回には三者連続三振を奪ってますが、これは彼らしくない場面でした。
試合が動いたのは4回。二死2,3塁からベイカーにタイムリーヒットを打たれます。二塁ランナーはウインの好返球で阻止。続く5回には先頭のヘルムスの大飛球をロワンドがスーパーキャッチ。ルーキーを盛り立ててくれますが、四球とヒットで2,3塁としたところで犠牲フライを打たれ2点目。シャーホルツの返球は素晴らしくタイミング的には完全にアウトでしたが、やや中途半端でホワイトサイドが落としてしまいました。そして6回には先頭のハーミダのなんでもないゴロをサンドバルが大暴投。続くロスに死球を与えたところでお役御免となりました。
リリーフはミラーが7回にタイムリーを打たれたものの、まずまず。ハウリーは三者凡退。しかしバルデスがアグラにスリーランを被弾しとどめ。どうしても速球の割合が多いですし、しかも真ん中に集まることが多く、相手に狙い打ちされてます。とりあえず変化球でストライクをとれるようになればだいぶ違ってくると思うのですが・・・。
しかし酷かったのは打線。ヴォルスタッドに完璧に抑えられてしまいました。ただチャンスは無かったわけではなく、2回の一死2塁、4回の一死1,3塁のチャンスをそれぞれフイにしています。ただ後半の7,8,9回は一人のランナーすら出せず。なんだか、好調の投手にはとことんやられてしまう傾向があるように思えますね。
これでHOUのカードから続けて2勝1敗となりました。なんだかんだで勝ってるんですが、中々スイープ出来ないところに弱さを感じますね。しかし明日は23イニング無失点、18イニング連続で三塁を踏ませていないリンスカム。前半戦最後のピッチングを白星で締めて欲しいところです。
2009/07/09
Today's SF Wrap(2009/07/07) ジト・タイム!!
SFG Top Player : Barry Jito Shishow 8.1IP, 0ER, 4H, 6SO, BB
FLA Top Player : Josh Johnson 7.0IP, 3ER, 5H, 5SO, BB
○FLA 0-3 SF (FLA43-42, SF46-37)
さすがにこんな展開は予想していませんでした。
ジト師匠がマーリンズ打線を散発の4安打、四球一つに抑える快投で、オールスター投手のジョシュ・ジョンソンに投げ勝つという波乱。得点圏にランナーを進めたのは僅か一度で、主砲のハンリー・ラミレスが欠場してはいたものの、全く危なげないピッチングでした。9回ワンナウトからシングルを浴びたところでロモ(ウイルソンは前日に37球投げてます)と代わりましたが、何とファンからボウチー監督に向けてブーイングが出る事態に。師匠本人もかなり投げたがっていたようですが、球数が増えると途端に打たれるという傾向もありますし。ロモはワイルドピッチで得点圏にランナーを進めてしまいましたが、相変わらずの変態スライダーが冴え、無難にキャリア初セーブを記録。なおこれでSFは今シーズン12度目の完封勝ちを収めましたが、これはメジャー最多です。
打線はジョンソンの速球に手を焼きましたが、4回にウインのダブルを足がかりとし、二つの外野フライで先制すると、5回にはレンテリアが三塁に進んだところでウリベが98mphを引っぱたき2ランホームラン。これは非常に大きな一発となりました。
さてこれで貯金が今季最多の9まで膨らんだSF。明日も是非勝って、大台の10に乗せて欲しいところですが、先発は最近ファンの間で最も多く語られているだろう、ライアン・サドウスキー。二度あることは三度、の展開になるんでしょうか。
2009/07/08
Today's SF Wrap(2009/07/06) 薄氷の勝利
SFG Top Player : Pablo Sandoval 4-1, HR, R, 4RBI
FLA Top Player : Cody Ross 4-3, R, 2Double
○FLA 4-5 SF (FLA43-41, SF45-37)
見所が色々あったゲームでした。無論悪い意味でも(泣
先発のケインは「オフスピードピッチに問題があった為、速球に頼ることにした」と試合後語りましたが、その話通りに速球は威力抜群。私は以前に「2試合ほどケインの球速が増した試合があった」と書きましたが、どうもこれが原因だったようです。今回はやや球数が多くなったため、6回2/3で降板しましたが、内容はしっかりしたものでした。ちなみに6回の失点はレンテリアのエラーと、自身のワイルドピッチが絡んでいます。ランナーを引き継いだアフェルドも、相変わらず素晴らしい威力を誇るカーブを武器に、1.1イニングをしっかり抑えました。
前回シーン・ウエストに手酷くやられた打線ですが、この日も相性悪し。2回にシャーホルツの犠飛で先制したものの、それ以外は後一歩攻めきれず。しかし5回。先頭ウリベのダブルから、ケイン、ロワンドが四球でつなぎ、二死満塁となったところでサンドバルがキャリア初、値千金のグランドスラム!! 試合後「3回にインハイの速球で打ち取られたので、5回は同じボールを待っていた」とコメントしています。なおサンドバルはやたらとケインの試合で調子が良く、13本塁打のうち7本がケイン先発の試合で打ったものです。ケインは「彼に投票してやってくれ!」と語りましたが、恐らくその想いは誰よりも純粋なものでは無いでしょうか(笑 ところでサンドバルのあだ名はカンフー・パンダに決まったようですね(ぇ
そして迎えた最終回。ウイルソンは先頭ジェレミー・ハーミダのバットを粉々にして打ち取り、誰もが「今日は大丈夫」と思った矢先。三連打で一点を失い、さらに四球を与えて一死満塁。「きょ、今日はアレな時のウイルソンだったか!」と皆考え直したでしょう。そして迎えたChris Coghlan。ここではピーゴロに打ち取ったんですが、何故かウイルソンが後ろを振り返り二塁へ送球。当然一塁ランナーはエグいスライディングをかまし、一塁はセーフ(レンテリアの送球も悪かったですが)。いやそこ普通ホームゲッツーでしょ!。最後は再びピーゴロに打ち取り、今度こそ試合終了となりました。ケインは四度目の挑戦でようやく10勝目をゲット。
最後は本当にストレスの溜まる展開でしたが、勝ったのでOK!
明日はジト師匠VSジョシュ・ジョンソン。個人的にこのジョンソンは高く評価してまして、97,98mphの速球をコーナーにズドン!と決める姿に惚れこんでいます。SFファンとしてボコボコにしてやれ、という気持ちもありますが、決して簡単では無さそうです。
2009/07/06
Today's SF Wrap(2009/07/04, 05) 完勝、そして完敗
■4日
SFG Top Player : Tim Lincecum 7IP, 0ER, 3H, 9SO, 2BB
HOU Top Player : Lance Berkman 2-1, Double, 2BB
○HOU 0-9 SF (HOU38-41, SF44-36)
リンスカム先発という事もあり楽な展開を期待してはいましたが、まさかここまでとは。二試合連続で大量に差をつけ、HOUに連勝です。
リンスカム(Pitch FX)は相変わらず球速を抑えているんですが、その代わりますますチェンジアップの精度が向上しており、落差、速度差、コントロールともに素晴らしかった。これで23イニング連続で無失点を続けており、これはロブ・ネンが2000年に記録した25.2回連続に次ぐものだとか。また18イニング連続で三塁を踏ませていません。後を継いだメダーズ、バルデスも1イニングずつを完全に抑え、HOUを2試合連続シャットアウトすることに成功。
打線は3回までオルティスに6三振を奪われるなど抑えられていましたが、5回にサンドバルのタイムリーとPBで2点を先制すると、6回に6点を取り試合を決めてしまいました。なお恐ろしいことに、6回の6点は全てツーアウトランナー無しから得点したものです。実際オルティスの投球は悪くなかったと思うのですが、いずれも後少しのところで連打を叩き込まれた感じでしたね。
■5日
SFG Top Player : Rich Aurilia 3-1, HR, R, RBI
HOU Top Player : Roy Oswalt 8IP, 1ER, 3H, 1BB, 6SO
●HOU 7-1 SF (HOU39-41, SF44-37)
HOUとの三連戦。最後は完璧にオズワルドにやられてしまい、スイープというわけにはいきませんでした。
しかし問題はジョンソン御大です。普通に打たれただけならば100倍マシなのですが、どうも3回に空振りを喫した際に左肘を痛めてしまったらしく、その後の投球に影響が出てしまいました。
(画像クリックで拡大)
このように、後半急激にスピードが落ちていることが分かるかと思います。その直後にペンスとマイケルズから被弾してしまい、また自身のエラーで4点目を献上したところでマウンドを降りました。序盤はテハダにソロを喰らったものの、それ以外はしっかりした内容だったので、勿体無い一戦でした。明日病院でMRI検査を行うとの事ですが、何も異常が無いといいですね。ただ例えジョンソンが怪我しなくとも、相手先発のオズワルドは非常に素晴らしかったですし、勝つのは厳しかったでしょうが。8回にオリリアが一矢を報いましたが、得点圏にランナーが進んだのは一度きりで、チャンス自体がほぼありませんでした。
さて明日からはFLA3連戦。こちらはケイン先発ですが、もうそろそろ区切りの10勝目を上げたいところ。しかし相手は前回8イニングで安打2本と完全に抑えられてしまったシーン・ウェスト。何とか打ち崩して欲しいところです。
SFG Top Player : Tim Lincecum 7IP, 0ER, 3H, 9SO, 2BB
HOU Top Player : Lance Berkman 2-1, Double, 2BB
○HOU 0-9 SF (HOU38-41, SF44-36)
リンスカム先発という事もあり楽な展開を期待してはいましたが、まさかここまでとは。二試合連続で大量に差をつけ、HOUに連勝です。
リンスカム(Pitch FX)は相変わらず球速を抑えているんですが、その代わりますますチェンジアップの精度が向上しており、落差、速度差、コントロールともに素晴らしかった。これで23イニング連続で無失点を続けており、これはロブ・ネンが2000年に記録した25.2回連続に次ぐものだとか。また18イニング連続で三塁を踏ませていません。後を継いだメダーズ、バルデスも1イニングずつを完全に抑え、HOUを2試合連続シャットアウトすることに成功。
打線は3回までオルティスに6三振を奪われるなど抑えられていましたが、5回にサンドバルのタイムリーとPBで2点を先制すると、6回に6点を取り試合を決めてしまいました。なお恐ろしいことに、6回の6点は全てツーアウトランナー無しから得点したものです。実際オルティスの投球は悪くなかったと思うのですが、いずれも後少しのところで連打を叩き込まれた感じでしたね。
■5日
SFG Top Player : Rich Aurilia 3-1, HR, R, RBI
HOU Top Player : Roy Oswalt 8IP, 1ER, 3H, 1BB, 6SO
●HOU 7-1 SF (HOU39-41, SF44-37)
HOUとの三連戦。最後は完璧にオズワルドにやられてしまい、スイープというわけにはいきませんでした。
しかし問題はジョンソン御大です。普通に打たれただけならば100倍マシなのですが、どうも3回に空振りを喫した際に左肘を痛めてしまったらしく、その後の投球に影響が出てしまいました。
(画像クリックで拡大)
このように、後半急激にスピードが落ちていることが分かるかと思います。その直後にペンスとマイケルズから被弾してしまい、また自身のエラーで4点目を献上したところでマウンドを降りました。序盤はテハダにソロを喰らったものの、それ以外はしっかりした内容だったので、勿体無い一戦でした。明日病院でMRI検査を行うとの事ですが、何も異常が無いといいですね。ただ例えジョンソンが怪我しなくとも、相手先発のオズワルドは非常に素晴らしかったですし、勝つのは厳しかったでしょうが。8回にオリリアが一矢を報いましたが、得点圏にランナーが進んだのは一度きりで、チャンス自体がほぼありませんでした。
さて明日からはFLA3連戦。こちらはケイン先発ですが、もうそろそろ区切りの10勝目を上げたいところ。しかし相手は前回8イニングで安打2本と完全に抑えられてしまったシーン・ウェスト。何とか打ち崩して欲しいところです。
2009/07/04
Today's SF Wrap(2009/07/03) Sadowskiが再び
(赤い帽子は独立記念日を祝してのものらしいです)
昨日はプホルスを敬遠する作戦が裏目に出てしまい、結局先に2勝したものの、結果的に2-2の五分でSTLとのカードを終えることとなりました。ジト師匠は投球自体は悪くなく、本当に残念な敗戦でしたが・・・。
○HOU 0-13 SF (HOU38-40, SF43-36)
一体どうしたもんでしょう。
サンチェスの一時的な代役でしかなかったライアン・サドウスキーが、再び好投。7イニングを被安打3、四球1つ、失点0と完璧に抑えてしまい、昨日までの鬱憤を晴らしました。サドウスキー(リンク先Pitch FX)はツーシーム、カッターを丹念に丹念に低めに集め、アストロズ打線に的を絞らせず。またスライダー(カーブ?)もまずまずキレがあったと思います。
8回からは先発のスポットを奪われたサンチェスが登板しましたが、2イニングをしっかり抑えHOUをシャットアウト。再びサドウスキーの後を継ぎましたが、内心どう思ってるかは不明です。先発に未練はあるのでしょうか。
打つ方も大爆発。3回までに14安打13得点と大量得点を奪いました。特に今回は中心選手の働きが素晴らしく、先制2ランを放ったサンドバル、再び四番に座って3安打2打点1四球を稼いだシャーホルツ、ウイン、レンテリアらが大活躍しました。イシカワもダメ押しとなる3ランを放っています。
なお試合終了後にオリリアが忌引きリストから復帰しており、代わりにダウンズが降格。つまり、現在SFは投手13人体制となっています。どうもサンチェスのオプションが残っているという情報を目にしたのですが、仮に本当ならばサンチェスを降格しても良い気はします。ただリリーフに回った途端にピッチングが回復したので、残しておこうと考えられたのでしょうか。
さて実に気持ちの良いゲームでしたが、明日は我らがリンスカム。気持ちの良いゲームが続きそうです。
相手はFormar Giantsであるラス・オルティス。2002年にトレードに出した際はオルティスがATLで21勝、交換相手のメインであるダミアン・モスは不振からシーズン途中でトレードと痛い思いをしました。ちなみにもう一人のパッケージはマーキン・バルデスです。2007年に1年契約で再びSFへと舞い戻ってきましたが、シーズン途中で肘を痛めてしまい、手術で2年を棒に振りました。なおオルティスと入れ替わりで昇格したのが、当時SFのプロスペクトだったリンスカムなんですね。このように、オルティストとは少なからぬ因縁があると言えそう。
今季は比較的安定した投球が続いており、特に最近は好調です。
昨日はプホルスを敬遠する作戦が裏目に出てしまい、結局先に2勝したものの、結果的に2-2の五分でSTLとのカードを終えることとなりました。ジト師匠は投球自体は悪くなく、本当に残念な敗戦でしたが・・・。
○HOU 0-13 SF (HOU38-40, SF43-36)
一体どうしたもんでしょう。
サンチェスの一時的な代役でしかなかったライアン・サドウスキーが、再び好投。7イニングを被安打3、四球1つ、失点0と完璧に抑えてしまい、昨日までの鬱憤を晴らしました。サドウスキー(リンク先Pitch FX)はツーシーム、カッターを丹念に丹念に低めに集め、アストロズ打線に的を絞らせず。またスライダー(カーブ?)もまずまずキレがあったと思います。
8回からは先発のスポットを奪われたサンチェスが登板しましたが、2イニングをしっかり抑えHOUをシャットアウト。再びサドウスキーの後を継ぎましたが、内心どう思ってるかは不明です。先発に未練はあるのでしょうか。
打つ方も大爆発。3回までに14安打13得点と大量得点を奪いました。特に今回は中心選手の働きが素晴らしく、先制2ランを放ったサンドバル、再び四番に座って3安打2打点1四球を稼いだシャーホルツ、ウイン、レンテリアらが大活躍しました。イシカワもダメ押しとなる3ランを放っています。
なお試合終了後にオリリアが忌引きリストから復帰しており、代わりにダウンズが降格。つまり、現在SFは投手13人体制となっています。どうもサンチェスのオプションが残っているという情報を目にしたのですが、仮に本当ならばサンチェスを降格しても良い気はします。ただリリーフに回った途端にピッチングが回復したので、残しておこうと考えられたのでしょうか。
さて実に気持ちの良いゲームでしたが、明日は我らがリンスカム。気持ちの良いゲームが続きそうです。
相手はFormar Giantsであるラス・オルティス。2002年にトレードに出した際はオルティスがATLで21勝、交換相手のメインであるダミアン・モスは不振からシーズン途中でトレードと痛い思いをしました。ちなみにもう一人のパッケージはマーキン・バルデスです。2007年に1年契約で再びSFへと舞い戻ってきましたが、シーズン途中で肘を痛めてしまい、手術で2年を棒に振りました。なおオルティスと入れ替わりで昇格したのが、当時SFのプロスペクトだったリンスカムなんですね。このように、オルティストとは少なからぬ因縁があると言えそう。
今季は比較的安定した投球が続いており、特に最近は好調です。
2009/07/02
Today's SF Wrap(2009/07/01)
●SF 1-2 STL (SF42-35, STL42-38)
投手戦に敗れ、このカード2勝1敗に。7月の初戦を落としました。
STL先発のウエインライトはカーブが素晴らしく、9イニングを投げ被安打6、1失点、12奪三振の快投。特に8、9回のピッチングは見ていても痺れるモノがありました。ケインも負けては折らず、7イニングを投げ被安打6、1失点(リンク先Pitch FX)。昨日2発打たれた反省より、一死2塁から二度もプホルスを敬遠する作戦をとりましたが、初回はこれが裏目に出て先制点を許しています。結果的にこの1点が重くのしかかることとなりましたが、これは責められるものではないでしょう。今のプホルスは危険すぎます。
打つ方はいいようにウエインライトにやられてしまいましたが、特に3、4、5の中軸が合計12-0、10LOBと完璧に抑えられてしまってはきつい。8回には無死満塁とようやくチャンスらしいチャンスが来ましたが、打てたのはモリーナの犠牲フライのみ。9回にも無死一塁のチャンスをふいにしています。
継投も、昨日丸2イニングを投げたアフェルドを出したり、ロモが二死満塁のピンチを招いたりとどこかちぐはぐ。そして迎えた10回裏、ハウリーが先頭のルーキー、コルビー・ラスマスに9球粘られた挙句サヨナラの一発を被弾。直前にサンドバルがファウルフライを捕り損ねており、なんだか後を引きずりそうな敗戦となってしまいました。
明日はジト師匠VSトッド・ウエルマイヤー。昨年先発として飛躍した投手ですが、今季はここまで不安定な投球が続いています。是非勝ちこして欲しいところですが、不安定なのはジト師匠も同じ。さらに非常に相性が悪いプホルスをどうするかが問題です。
2009/07/02
Minor League Update ボウカーが謎の成長
久しぶりにマイナー選手のスタッツを確認しておきます。
2009/07/02
Today's SF Wrap(2009/06/30)
○SF 6-3 STL (SF42-34, STL41-38)
戦前の予想とは裏腹に、STL二戦目も快勝。
ジョンソン御大はプホルスに2発くらいましたが、それ以外は得点を許さず。やや制球に苦しむ場面もありましたが、右打者が多いSTL相手にいつもよりチェンジアップを多めに投げ(リンク先Pitch FX)打者を幻惑させました。しかし6回にワンアウト三塁としたところで、早くもお役御免。77球で降板となりましたが、これは今季3番目に少ない球数でした。中5日ではありましたが、前回珍しく100球を越えてしまったことが勘案されたのでしょうか。
ジョンソンの後はアフェルドーロモーウイルソンとSFの最も信頼出来る三枚を惜しみなくつぎ込み、見事抑え御大の303勝目をアシスト。特にアフェルドはジョンソンの出したランナーを背負いながら、丸2イニングを抑える快投。ただし明日は使えないでしょう。
打つ方もカーペンター相手に6点を取る意外な働き。特に要所でモリーナ、レンテリアがタイムリーを繰り返し放ち、カーペンターを引き摺り下ろしました。強烈な当たりが多いわけではなかったのですが、アウトロー低めボール気味の球を、ライト方向に打ち返す場面が多かったように思います。
さて明日はケインVSアダム・ウエインライト。
ウエインライトはカーブとスライダーがキレる技巧派。ケインは10勝目を目前にしながら足踏みしており、そろそろ勝たせてあげたいところですね。